園運営への想い

かえでグループ(株式会社かえで、株式会社Think Education、株式会社楓)では、認可保育園「かえで保育園」及び認可小規模事業「Kid’s Patio」を運営しております。

  

「ひとりひとりの大切な場所」

「かえで」には、「大切な思い出」「美しい変化」「とっておき」という花言葉があります。

 

ひとりひとりのお子さまは、ご家族さまにとって、何より大切なかけがえのない宝物です。

そんな大切な存在をお預かりする保育園では、おうちの中でお子さまに接するのと同じように、ひとりひとりを大切に、個性を尊重していきたいと考えています。

 

保育園は子どもたちにとって1日の大半の時間を過ごす生活の場所です。

安全な環境で遊び、食べ、眠り、保育者への信頼のもと安心して過ごし、毎日を楽しく過ごせる場所でありたい。

そして、保護者の皆様が安心してお子さまをお預けできる場所でありたいと考えています。

 

そんな環境をつくっていくためには、保育士も心にゆとりを持ち、子どもたちを大切にできる存在である必要があります。

保育士にとっても「かえで」で働けて良かった、と思いながら働いてもらえる場所でありたいと思っています。

 

 「かえで」には、お子さま、ご家族さま、保育士、関わってくださる方、「ひとりひとりの大切な場所」でありたい...そんな思いが込められています。

 

 「生きる力」

わたしたちがこれから生きる社会はどうなっていくのでしょうか。

 高齢化や少子化、環境問題、地方の衰退、格差の問題、国際情勢の悪化など、課題が山積しており、社会の見通しが立たない時代になっています。

 

どんな世の中になったとしても、子どもたちには、自分らしく幸せに生きてほしい、自分で人生を切り拓いていってほしい、周りの人を思いやり、愛されながら生きていってほしい。わたしたちは、そんな願いを込めながら、保育園の運営をしています。

 

0歳から5歳の間は、子どもたちの「生きる力」の基礎が培われる大切な時期です。

この大切な時期だからこそ、わたしたちは日々の保育のあり方を常に見直し、子どもたちにとっての最善を考えながら保育をしたいと考えています。

 

子どもたちをクラス単位としてみるだけではなく、ひとりひとりをしっかり全身で受け止める。

ごはんをただお口に運んであげるだけでなく、丁寧な声掛けをしながら行う。

保育士が常に主体となるのではなく、子どもの主体性や「なぜだろう?」「やりたい!」という気持ちを尊重して日々の活動を行う。

 

子どもたちのことを尊重し、ひとりひとりに寄り添い、育ちに応じた関わりをする子ども主体の保育を展開していく。

安心して過ごせる家のようなあったかい環境をつくることで、子どもたちが伸び伸びと過ごし「知りたい!」「やりたい!」という気持ちが生まれ、「できた!」という達成感につながる。

 

そんな毎日を繰り返していくことで、子どもたちの個性や本来持っている力を引き出し、子どもたちが自分らしくいられる自己肯定感や、知りたいと思う探究心、やりたいと思う意欲、のびやかな創造力、他者への思いやり、豊かな感性、表現力が育まれ、子どもたちが未来を楽しく生きる力の基礎が培われることを目指しています。

 

そして、そんな日常が積み重ねられている園は、暮らしの中のいろんな驚きや楽しさ、喜びに満ち溢れ、楽しい思い出がたくさん出来ていきます。

子どもたちも大人も楽しく過ごせる保育園でありたいと考えています。

 

「地域の中の保育園」

保育園は、今通っているお子さまの保育園であると同時に、これから保育園に預けようと思っているご家族さま、卒園されたお子さま、ご家族さまなど、地域すべての皆さまの保育園です。

 

子育てに不安を覚えている方、保育園に預けることを迷っている方など、園が力になれることがあるかもしれません。

園庭の開放や、子育て相談の時間を通して、少しでも地域の子育て世帯の皆さんの力になることができればと思います。

 

子どもは豊かな関係性の中で育ちます。保育士だけでなく、親御様、地域の方もみな子どもたちの大切な学び相手です。

地域の高齢者施設や店舗の方、駅員さん、交番の警察官の方など、園と地域の多くの方々との交流を通して、子どもたちの成長につなげていきたいと考えています。

 

地域の中の保育園として、地域の皆さんの力になり、地域の皆さんと一緒に子どもたちを育てていきたいと考えています。

 

わたしたち「かえでグループ」は、お子さま、親御さま、保育士の方、地域の方、すべての皆さまにとっての「ひとりひとりの大切な場所」として、皆さまとともに子どもたちを育て、その育ちを喜びあいたいと考えています。

保育理念

子ども一人ひとりの個性を尊重し、

心身共に健やかに育む。

子どもの最善の利益を尊重する。

「保育方針」

  1. 配慮の行き届いた環境の下、くつろいだ雰囲気の中で、愛情をもって子どもに寄り添い、その思いを受け止め、それに応え、信頼感と安心感の中で、自分を肯定する心を育てる。
  2. いきいきと遊べる環境や豊かな体験の中で感性を豊かにし、生きる力を育む。
  3. 家庭や地域と協働し、共に育ちあえるコミュニティーの拠点となれるようにする。

目標とする子ども像

  • 生きる意欲、生きる知恵、生きるたくましさを持っている子
  • 表現する力、感動する力、創造する力が豊かな子
  • 仲間を思いやり、大切にできる子