おはなしポシェット~読み聞かせボランティア~

(毎月第2火曜日)

 

 本園では2020年の1月から、おはなしボランティアの「おはなしポシェット」さんが子どもたちのために、月一回、読み聞かせ活動に来てくれています。読み手の方々にすっかりなじんだ子どもたちは、この時間を毎月、毎月とても楽しみにしています。

 

 

<1・2歳クラスの活動>

 

導入活動として、♪『ととけっこう』『おはよう』などの歌で始まり、子どもたちのわくわく感を高めます。次に♪『おおさむこさむ』『こどもかぜのこ』お手玉を使って、♪『ぺったらぺったん』『もちっこやいて』などの歌で、楽しむ気持ちを盛り上げました。

初めの絵本は『おめんです』から始まります。真っ赤な顔して、ツノもはえていて、ちょっとこわーいおにのおめん。かぶっているのは、だあれ?そーっとおめんをめくってみると・・・。「もぉー」同じツノでも、顔は白黒、なんだかのんびりした雰囲気のあの子でした!

 

 

 

次の絵本は『なにをたべてきたの?』(大型絵本)の読み聞かせです。

ころんと太って、体は真っ白のしろぶたくん。そんなにいそいでどこへ行くの?

 しろぶたくんが見つけたのは、美味しそうなきれいなりんご。「いただきまーす」ペロリと食べ終わったしろぶたくんのお腹には…きれいな赤い色!

 今度はレモンをペロリ。まだまだお腹が空いているしろぶたくんは、更に大きなメロンもぶどうもペロリ。するとお腹には、どんどんきれいな色が並んでいきます。・・・

 

 

 

絵本の読み聞かせが終わると、♪『さよならあんころもち』の動作を交えてのお別れの歌に入りました。

子どもたちは、ボランティアの方々のすぐ前や保育者の先生のお膝・・など、思い思いに座る場所を決め、今日も読み聞かせ活動をたくさん楽しみました。

皆さんが、退室すると「来月もまた来てね・・。」と、手を振って挨拶をする子どもたちでした。

 

 

<3・4・5歳クラスの活動>

 

「みなさん、こんにちは。お久しぶりです。今日も楽しい時間を過ごしましょう!」とボランティアさんの方々の挨拶で始まりました。

 さすが3歳以上児の皆さんです。今までたくさんのお話を聞かせていただいて来たので、しっかり並んで聞くことが出来ます。

「今日は、どんなおはなしかな?」「たのしみだな~」とわくわくした気持ちが高まってきました。

 

 

 

読み聞かせの導入の歌♪『ひとつひとつでどんなおと』が始まりました。

♪「ひとつとひとつでどんなおと?ふたつとふたつでどんなおと?・・・パンパンパン!」

手拍子を合わせて歌い、子どもたちの気持ちが集中し、すっかり聞く準備が出来ました。

 さあ、いよいよ読み聞かせ活動に入ります。

今日のお話はね『なにをたべてきたの?』(大型絵本)だよ。「どんなおはなしかな?」よ~く聞いてね。

「はい!」と、子どもたち。

 

 

 

未満児の読み聞かせ同様、し~んとして聞き入っています。

 話しかけられているようなボランティアの皆さんの優しい言葉にのって、お話はリズミカルにすすんでいきます。

 ぱっと見ればシンプルな絵。でも、ページをめくっていくと、その鮮やかな色が大きく目に飛び込んできます。何よりしろぶたくんの表情が可愛くて、果物がとっても美味しそう!

 最後は、♪『さよならあんころもち』をみんなで歌って終わりです。「来月、また来てね!」