小動物がいっぱい

さくら駅前は小動物が大ブーム!あちこちにさまざまな生き物がいます。

子どもたちも動物が大好きなので、いつも動物たちの様子をじーっと観察しています。そこで今回は、園にいる小動物を紹介します。

まずは、保育園の玄関にいる小動物から紹介します。水槽で飼っているのはメダカと金魚。暑い夏は泳ぐ姿が涼しそうです。でも、子どもたちの注目度はちょっと低いかも・・・。

虫かごの中にたくさんいるのはスズムシです。

成虫になったのはまだ数匹ですが、これからどんどん成虫が誕生するはずです。もうすぐ涼しげな鳴き声を聞かせてくれることでしょう。

ちょっと控えめで目立たないのがオケラです。

近所の方がつかまえたオケラを園に寄付してくださいました。いつも土の中にいるので、子どもたちからリクエストがあったときは、土を掘り返して探します。初めて見たという職員も大勢いました。


玄関にいる生き物のなかで、今一番注目度が高いのはキアゲハです。保育園のニンジンのプランターにいた幼虫と、近所の方がくださった幼虫を育てていたら、7月上旬に次々とさなぎになり、16日に4羽が羽化しました。(正しくは「4頭」というらしいです)

運よく羽化する瞬間を見られた子どもたちもいます。大人になると2週間ほどで死んでしまうらしいので、子どもたちが十分観察したのちは大空に放してあげようと思います。

3歳児クラス、ちゅうりっぷぐみで飼っているのはダンゴムシ。クラスの子どもたちが公園で地道に集めてきたダンゴムシが100匹以上います。

ダンゴムシが過ごしやすいように土や落ち葉を敷き、子どもたちが毎日野菜をあげてお世話しています。

4歳児クラス、ゆりぐみで飼っているのは、なんと2匹のヤモリ。

写真では、中央の木の枝の下に写っています。生きた虫が好物らしく、ヤモリのえさの確保が課題です。担任の先生はスズムシを狙っていますが、スズムシはえさではありません。


5歳児クラス、さくらぐみが飼っているのは、2匹のザリガニ。クラスの保護者の方が寄付してくださいました。

クラスの子どもたちが水を換えたりえさをあげたりと、当番制でお世話をして日々の成長を見守っています。

玄関の小動物コーナーは、子どもたちの人気の場所です。登降園時には、お家の方に小動物の様子を楽しそうに教えている姿をよく見かけます。

お家の方がお子さんの話に耳を傾けてくださる姿を見ると、こちらも温かい気持ちになります。


今回の主役は子どもたちではなく、園の小動物たちでした。

猛暑や雨などで外の活動が思うようにできない時期なので、小動物たちが子どもたちの癒しの存在にもなっているようです。

この季節にしか見られない生き物もいるので、子どもたちと一緒に大切に育てていきます。